ハンターインダストリアルデザイナーのクレア・マクロバーツは、彼女の故郷でもあるノースカロライナ州シャーロットで、最新のハンターベンション™を行いました。彼女はこのチャレンジにとてもワクワクしていました。
クレアが行ったサンチェス家とのハンターベンションの心温まる記録をぜひ読んでください。シャーロット出身のクレアにとって、故郷にハンターベンベンションのために訪れることができたのはとても嬉しく、そして楽しい出来事でした。
「昨年の11月にガブリエルと彼の両親がハンター社を見学に来たときに会って話をする機会がありました。
ハンターシーリングファンは、ガブリエルが世界で一番好きなものなので、彼の16歳の誕生日に何か大きなことをしたいと考えていると、両親はそのとき話してくれました。
彼らはシャーロットからメンフィスまで、はるばる車で来てくれました。
そこで私たちは彼らにハンター社内にあるデザインスタジオを案内したのですが、そのツアー中、ガブリエルのお母さんベサニーは、ガブリエルはシーリングファンをじっと見つめる子だった、という話をしてくれました。
レゴで遊んでいたときは、シーリングファンを作っていたのだそうです。
そして家に新しいシーリングファンが必要になったときは、両親はいつも息子にアドバイスしてもらっていたのだそうです。
そして驚いたのはこの1 年後、フロントポーチのデザインを変更するハンターベンション™ を行った場所が、たまたまガブリエルの家族の家だったのです!
それがわかったときは、驚きとともに、とても嬉しい出来事でした。」
ベサニーはモダンでトラディショナルなインテリアが大好きなので、このプロジェクトでは、この家のポーチを最新のファームハウススタイルにしようと考えました。
私がミルバレーファームハウスシーリングファンを選んだのは、ヴィンテージデザインを復活させたモデルだったからです。
古い納屋にあるような照明を思わせるノスタルジックな外観ですが、今流行りのラインに、最新のテクノロジーも搭載されているのが特徴です。
そして最終的に私の希望したようにこのスペースは仕上がりました!
このファンの赤い色は本当によく目立ちます。通りからも良く見えるし、家全体の縁石が魅力的に目に映ります。
そして、ミルバレーを選んだもうひとつの理由は、屋外仕様のシーリングファンだからです。つまり、ノースカロライナ州の熱さと湿度に耐えることができるのです。
例えば、気象条件が原因でブレードが垂れ下がったり、本体の仕上げが錆びたりしないように設計されているシーリングファンなのです。
室内空間にシーリングファンがあることは特に重要です。
部屋の中というのは多くのものが床に近いところにありますが、部屋の中ではあちこち視線が動いていますから、芸術的に言えば、空間を完成させるためには、ふと上を見上げたときのこの空間が重要です。
ですから、バランスと動きを生み出すために、今回はほんの少し赤い色のアクセントを加えました。
そしてそれ以外は中間色にしました。
ハンターベンションチームは、ノースカロライナ州シャーロット郊外に来ています。
今回はエキサイティングなフロントポーチのリフレッシュがテーマです。ゲイブの家には美しいラップアラウンドポーチがあり、ここが出身地のデザイナー、クレアは、この改装のために素晴らしいキャンバスを与えてもらいました。
私たちはハンターベンションのプロジェクトで、新しいモデルのハンターシーリングファンをガブリエルと家族にプレゼントし、それを使って彼らのスペースをリフレッシュするために、ここノースカロライナ州シャーロットに来ています。
実はガブリエルと私は以前会ったことがあります。それは去年の11月4日、彼の16 歳の誕生日でした。
彼の両親は、ガブリエルの世界で一番好きなものがハンター社のシーリングファンということもあって、彼の誕生日プレゼントとしてハンター社に彼を連れてきました。
息子は私より向こう側に視線を送り、シーリングファンをじっと見つめていました。
彼はホットホイールやレゴを使って、いたるところにシーリングファンを作っていました。だから彼の16歳の誕生日に向けて、私たちは何か大きなことをしようと思っていたんです。
それをメールでハンターに連絡したところ、返信がきて本当に驚きました。そしてメンフィスへの旅行を計画したのです。
シーリングファンはまさしく、私たちの生活の中心です。
息子は私たちにシーリングファンについて実に多くのことを教えてくれるんですよ。新しいファンを選ぶときだって、何ていったらいいんだろう、彼に聞いてみるとお勧めのシーリングファンについてちゃんと意見をしてくれるんだよ。
多分数年前だったと思うんですが、僕は両親がそこで組み立てているのを見ました。
僕はシーリングファンが回転するのを見るのが大好きです。そしてシーリングファンについてよく考えます。
スペースにシーリングファンがあることは特に重要です。なぜなら床に近いところにたくさんの物が目に入るからです。例えば床、壁のペンキの色、家具などが目に入りますよね。
でもこれを芸術的にスペースを完成させる目で見てみると、目を動かし続け、ある時点で上を見上げる必要があります。
私たちはベサニーが何を望んでいるのかを聞き、彼女の家を見て、彼女の個人的なスタイルが何であるかを観察しました。そうしたことで、どのシーリングファンを選んだらいいかを感じとることができました。
ミルバレーは、この空間のために選ばれたシーリングファンです。ミルバレーファンはノスタルジックな美的要素を現代風にアレンジしたもので、古い納屋の照明を連想させます。
つまりノスタルジックな作品というのは、ヴィンテージデザインから復活したものと言えるのです。
それから、場所がベランダなので、屋外定格のシーリングファンを選ばなければなりませんでした。つまり、ポーチに取りつけても時間の経過とともにブレードが垂れ下がらないファンが欲しかったんです。ノースカロライナがもたらす湿度や暑さに耐えられるようにしたかった。
他にはシーヘブンとブランズウィックが候補に挙がっていました。
それからゲイブはフロントポーチに座って、雲が流れるのを見るのが好きなんです。雲とシーリングファンは、彼の最も好きなものの2つなんですよね。だから、彼が座っているこのスペースは、快適である必要があるんです。
多くの人は理解できないと思います。ゲイブはシーリングファンが大好きで愛とこだわりを持っています。それについて理解して時間をかけて彼と話そうとする人がいますけど、私たちにとってそれほど重要ではないので、特に気にしていません。
繰り返しますが、チームはフロントポーチスペースを大変身させるためにこの週末しかありません。
彼らはフロントドアを明るく塗り、縁取りを取り付け、造園をやり直し、そしてもちろん新しいハンターファンを組み立て、取付けます。
それからガブリエルは、ミルバレーファンがまだ市場に出回っていないことを知りません。これは、まだどの家にも起こっていない、これが最初の家になるということなのです。
ガブリエル、あなたがこれを家につける最初の人になるって知ってる?工場から直送したから、早く届けられたのよ。今このファンを持っている人は他に誰もいないの。
改装が完了し、いよいよサンチェス家が初めて新しいスペースを見るときがやってきました。
この空間にミルバレーが取り付けられることを私はとにかく望んでいました。ファンの赤い色は実に存在感があります。通りからでも、遠くからでも目に入って、家全体を縁取る役割を果たしています。
私にとってこれはもう圧倒的でした。普通「圧倒的」というのはとてもネガティブなことですが、私にとってはポジティブな意味です。
ガブリエルにとっては、毎日最高の状態です。他のことを話そうとしているときにも、「すごくエキサイティングだよ」って何回も言っていて。数えておけばよかったと思うほどです。
ハンターが来てくれて、息子がパッと笑顔になるということがわかりました。ハンターは私の息子のために、予想をはるかに上回ることをしてくれたんです。これは私たちにとって本当に大きな出来事でした
グレーのギンガムのクッションとグレーのエンドテーブルは、ベサニーのポーチにあるダークグレーの雨戸とマッチし、カントリースタイル過ぎないファームハウスの雰囲気を表現しました。
縞模様のラグがモダンな雰囲気を加え、空間を落ち着かせています。
白いロッカーと白いブランコを選び、正面玄関を白く塗って空間を明るくし、レンガとのコントラストを作りました。
ロッキングチェアは、ミルバレーと並んでモダンなファームハウススタイルらしい例です。
スピンドルチェアーのディテールはトラディショナルな雰囲気を残していますが、背もたれのラインはすっきりとモダンに仕上げられています。
それから屋外空間で快適に過ごすためには、部屋の延長のように感じられるといいと思います。例えばそれはラグなどの織物を使えば簡単に実現できます。
彼らのポーチは非常に長いので、座席エリアをラグを敷いて作ってみました。しかも3ヶ所に!
このスペースからお話ししたい、もうひとつの素晴らしいストーリーがあります。
この改装でハンターは、ガブリエルにミルバレーシーリングファンを1つではなく4つ提供しました。
ハンターベンションが終わり、ガブリエルがそのスペースを見たとき、彼は「とても興奮している!」と言い続けていました。
実はこの経験は、私の人生で最も感動的な瞬間のひとつだと思っています。
私たちシーリングファンのデザイナーは、ファンをデザインしている時に、家を美しくする目的でデザインを考えること以外に、自分のデザインが誰かに大きな影響を与えることがあるかもしれない、などと常に考えているわけではありません。
でも、ハンターファンカンパニーが毎年新しいシーリングファンのデザインをリリースするとき、私たちの仕事が、今までガブリエルに何かしらの楽しみをもたらしていたのだ、ということを知ったとき、これからの私たちの仕事に多くの意味をもたらしてくれる。そんなことを思わせてくれた出来事でした。
この家族が、彼らの家、そして玄関ポーチを再び好きになってくれた姿を見るのは、私にとって本当に心温まるものでした。