自然光がうまく入る部屋や、他の光源がすでにある部屋に新しいファンを設置する場合は、照明なしのシーリングファンが適しています。
将来さらに照明が必要になると判断した場合は、現在多くのシーリングファンモデルにある「照明器具が付け外しのできるタイプ」を選んでいただくと、設置した後でも必要に応じて簡単に変更することができます。
自然光が限られているスペースでは、照明付きのシーリングファンライトをお勧めします。
照明付きのシーリングファンライトは、暗いスペースにも十分な明るさをご提供できるように設計されています。
今日の照明付きのファンでは、エネルギー効率の高い各種電球に対応した機種をご提供しています。
一般的に流通している電球の特徴を知っていただき、ぜひご使用の必要に応じた電球を選択する際の参考にしてみてください。
平均寿命は約50,000時間とされ、LED電球は現在の市場で最もエネルギー効率の高い製品といわれています。
今日のシーリングファンはさまざまなLED電球対応機種があります。
それは、従来の電球、光るフィラメントを備えたエジソン電球、交換の必要がないように設計された統合LEDディスクなどです。
蛍光灯電球の平均寿命は約10,000時間で、白熱電球よりもエネルギー消費量が少なくなっています。
平均寿命は約1,500時間で、ハロゲン電球は暖かい光を発し、白熱電球よりも約15％少ないエネルギー使用といわれています。
非常に多くの照明付きのシーリングファンがあるため、あなたの家にとっての最適な照明計画を立てる際に混乱してしまう可能性があります。
ですので、そうならないためにも、あなたにとって照明は何のため必要なのか、またその使用方法はどうしたいのか、など目的をよく考えて検討することをお勧めします。
タスク照明とは、読書やさまざまな作業、また料理などをする際に、よりはっきりとした視界を保つため、なるべく必要な範囲に対して集中した明かりを提供する照明になります。
また、アンビエント照明とは、温かみのある雰囲気を維持しながら、十分な視界を確保できる、柔らかい明るさの照明になります。
スペースの明かるさを目的とし、明かり機能を重視した単一光源照明は、全体を照らす空間照明になります。明かりが制限されている部屋で照明付きシーリングファンを設置する場合は、必要な照度が得られるシーリングファンが照明計画の基本になってきます。
また、もしもスペースの照明を装飾的に使用したいと考えているのであれば、シーリングファンの照明の明るさを控えめにすることで、部屋に設置されている他の照明を邪魔しない、すっきりと洗練された明かり空間を作ることができるでしょう。
